昨年、仙台市が蒲生北部地区における市有地活用事業者の募集に応じ、当社は2024年3月25日に仙台事業所として使用する土地の取得契約を完了しました。

■背景
当社は貨物自動車運送業、倉庫業、太陽光発電事業を展開しています。本社の倉庫では、合板の保管・入出庫業務を行っており、産業廃棄物やスクラップの輸送にはセミトレーラーや大型トラックを使用しています。当社は東北および関東地方への配送を主要業務としております。

また、当社は全従業員が健康を維持し、70歳や75歳でも働ける職場環境の提供を目指しています。加えて2024年4月1日から実施される自動車運転業務における時間外労働の上限規制を踏まえ、配送効率の向上と社員が長期間勤務できる職場環境の整備が必要となります。

この目的を達成するため、仙台事業所の開設に加え、栃木県矢板IC近くの工業団地に北関東事業所の設立を進めております。東北と関東間の輸送事業者を結ぶマッチングシステムを構築し、本社（東松島）、北関東事業所、仙台事業所を連携させ、貨物交換プラットフォームを提供する予定です。これにより、効率的な配送と多様な働き方の実現に寄与するものと考えております。

■事業概略
仙台事業所では、仙台港における港湾荷役作業に従事し、ダンプトレーラー事業の拡大を図ります。仙台港営業所で導入するアームロール式ダンプトレーラーは、コンテナの積み降ろしだけを可能にし、運転席からのリモコン操作で荷役作業の負荷が軽減されます。

■新拠点概要
名称：仙台事業所
住所：宮城県仙台市宮城野区蒲生3丁目11-1
営業開始予定：2024年8月